「今の仕事を辞めて、未経験から新しい職種に挑戦したい」。そう思っても、何を選べばいいか分からず立ち止まっていませんか。第二新卒は、実はキャリアの中でも「未経験転職」がもっとも実現しやすいタイミングです。本記事では、第二新卒が未経験で挑戦しやすい職種7つと、失敗しないための選び方・進め方を編集部目線で整理しました。読み終わる頃には、自分に合いそうな方向性の輪郭が見えてくるはずです。

こんな方に向けた記事です
・現職から未経験で異業種・異職種に変えたい第二新卒の方
・スキルや経験に自信がないが挑戦してみたい方
・どの職種なら第二新卒でも現実的に狙えるか知りたい方
・年収や将来性も踏まえて職種を選びたい方
この記事の結論
第二新卒は「ポテンシャル採用枠」が使える数少ないタイミングです。未経験OKの職種は意外と多く、選び方さえ間違えなければ十分にキャリアチェンジは可能。重要なのは「将来性 × 適性 × 受け入れ実績」の3点で見極めることです。
第二新卒が未経験転職しやすい3つの理由

「未経験」と聞くと不利に感じるかもしれませんが、第二新卒に限っては事情が異なります。なぜ企業が第二新卒の未経験者を歓迎するのか、その背景を整理します。
ポテンシャル採用枠がある
多くの企業は、新卒だけでは採用人数を満たせず、第二新卒を「ポテンシャル採用」として受け入れています。即戦力ではなく将来性を見て採用する枠なので、現職での実績よりも「学ぶ姿勢」「素直さ」「基礎的なビジネスマナー」が評価されやすいのが特徴です。
企業の教育コストが正当化されやすい
20代前半は、教育投資をしても回収できる期間が長く、企業にとってコストパフォーマンスのよい層です。新卒研修に近い形でゼロから育てる体制を持つ企業も多く、未経験者を前提にしたカリキュラムが整っているケースもあります。
若さ=柔軟性が評価される
前職のやり方に染まりきっていない若手は、新しい業界の文化やツールに馴染みやすいと判断されます。「素直に吸収できる」「変化に強い」という柔軟性そのものが、第二新卒の最大の武器と言えます。
第二新卒が未経験で挑戦できる職種7選
ここからは、第二新卒が未経験から現実的に挑戦できる職種を7つ紹介します。年収は大手求人サイトの公開データを参考にしたレンジで記載しています(2024年時点の一般的な水準)。
① ITエンジニア(SE・プログラマー)
未経験転職の中でも、もっとも需要と将来性が高い職種のひとつがITエンジニアです。システム開発、Webアプリ開発、インフラ構築など領域は幅広く、業界全体で慢性的な人手不足が続いています。
仕事内容は、要件定義・設計・プログラミング・テスト・運用保守など。最初はテストやコーディング補助からスタートし、経験を積むほど上流工程や設計を任されるようになります。
年収レンジは未経験スタートで300万〜400万円台、3〜4年で400万〜550万円台、5年以上の経験+専門領域で500万〜700万円台、上流工程やマネジメントで800万円以上も狙える業界です。
第二新卒の適性ポイントは次の通りです。
1. 論理的に物事を整理するのが好き
2. 新しいツールや言語を学び続けることに抵抗がない
3. 一人で黙々と作業することが苦ではない
必要な準備としては、HTML/CSS、Java、Pythonなどの基礎学習、無料学習サイトでの簡単なアプリ制作、ポートフォリオ作成が挙げられます。独学に不安がある場合はプログラミングスクールも選択肢になります。
向いていない人は、毎日同じ作業のほうが安心するタイプや、技術トレンドの変化に強いストレスを感じる人です。
未経験からITエンジニアを目指すならIT専門エージェントが近道
ITエンジニアは未経験OK求人が豊富な一方で、独学だけで挑戦すると「どの企業を選べば良いか」「学習をどこから始めるか」で迷子になりがちです。IT業界に詳しいアドバイザーがいるエージェントを併用すると、業界のリアルや「未経験でも採用される企業の選び方」が見えてきます。
特にユニゾンキャリアはIT・Web業界に特化した転職エージェントで、業界出身のアドバイザーが書類添削・面接対策を具体的にサポート。希望者には無料のITスクール(プログラミング・インフラ基礎)も提供しているため、完全未経験から学びながら転職活動を進められます。
対応エリアは首都圏・大阪が中心。これらのエリアでITエンジニアを目指す方は、選択肢のひとつとして検討する価値があります。
※相談・サポートはすべて無料です
② 営業職(法人・無形商材)
営業は未経験募集がもっとも多い職種で、業界・商材を選べば年収も伸ばしやすいのが魅力です。特にIT・人材・広告などの「無形商材法人営業」は、論理的に提案する力が身につき、その後のキャリアの幅も広がります。
年収レンジは350万〜500万円台が中心で、インセンティブ次第で600万〜800万円も狙えます。
適性ポイントは、人と話すのが嫌いではない、目標達成に向けて努力できる、課題解決思考を持てること。一方、ノルマや数字へのプレッシャーが極端に苦手な人には不向きな面もあります。
③ Webマーケター
SEO、SNS運用、Web広告、コンテンツ制作などを通じて、企業の集客や売上を伸ばす仕事です。デジタル化の流れで需要が拡大しており、第二新卒の採用枠も増えています。
年収レンジは350万〜500万円スタート、経験を積めば600万〜800万円台も視野に入ります。
数字を分析するのが好きな人、トレンドを追うのが楽しい人に向いています。逆に、数値で評価されることがストレスになる人には負担が大きいかもしれません。準備としては、Webマーケティングの入門書、Google アナリティクス、SNS運用の実践などが有効です。
④ 経理・財務
会社の数字を扱う専門職で、一度スキルを身につけると食いっぱぐれにくい職種です。ルーティン業務が中心で、ワークライフバランスも比較的保ちやすい傾向にあります。
年収レンジは300万〜450万円スタート、経験と資格を積み重ねると500万〜700万円台。日商簿記2級は応募できる求人を大きく広げる重要な資格で、未経験経理求人の約半数が必須または歓迎条件として挙げています(MS-Japan調査)。
数字に強いコツコツ型の人に向き、変化やスピード感を求める人にはやや退屈に感じられる可能性があります。
⑤ 人事・採用
採用、研修、労務、評価制度の運用など、企業の「人」に関わる仕事です。第二新卒からは「採用アシスタント」「リクルーター」としての入り口が多く、自分が就職活動をした経験がそのまま活きます。
年収レンジは350万〜500万円台。人と関わるのが好きな人、相手の話を丁寧に聞ける人に向いています。一方、感情労働的な側面もあるため、人間関係に疲れやすい人には負担が大きい場面もあります。
⑥ カスタマーサクセス
近年急速に求人が増えている職種です。SaaS(クラウド型サービス)企業を中心に、契約後の顧客に対して活用支援や課題解決を行い、継続利用や追加契約につなげる役割を担います。
年収レンジは350万〜500万円台が中心で、IT業界の知識も自然に身につくため、その後のキャリアの選択肢が広がります。
サポート気質で、相手の課題を一緒に考えるのが好きな人に向いています。逆に、短期的な数字だけを追いたい人にはミスマッチが起こりやすい職種です。
⑦ 公務員(地方上級・市役所)
安定志向の方には根強く人気のある選択肢です。ただし、年齢制限(自治体により概ね29〜35歳まで)があり、筆記試験・面接の準備に半年〜1年以上かかることが一般的です。
年収レンジは初任給ベースで250万〜350万円、年齢とともに着実に上がり、課長級で700万〜900万円台が目安です。安定性・福利厚生の手厚さは民間にはない魅力ですが、勉強時間の確保が現実的に可能かを最初に見極める必要があります。
ルールに沿って正確に業務を進めるのが得意な人に向いており、自由度や成果主義を求める人にはストレスになりやすい環境です。
職種選びで失敗しないための4つの視点
職種選びは「人気だから」「なんとなく」で決めると後悔につながります。次の4つの視点で冷静に絞り込んでください。
将来性のある業界を選ぶ
職種そのものよりも「どの業界に身を置くか」のほうが、長期的な年収やキャリアに影響します。IT、医療・ヘルスケア、Web/デジタル領域などは、今後も人材需要が続くと見込まれています。逆に縮小傾向の業界では、同じ職種でもキャリアが頭打ちになりやすいので注意が必要です。
自分の得意を活かせる職種を選ぶ
「人と話すのが得意」「コツコツ作業が得意」「数字を扱うのが好き」など、自分の中で苦にならない作業から逆算すると、長く続けられる職種が見えてきます。短所をなくす発想より、長所が活きる場所を選ぶほうが結果も早く出ます。
ワークライフバランスを重視する
第二新卒で転職する人の中には、長時間労働で疲弊しているケースも多くあります。求人票の「みなし残業時間」「平均残業時間」「有給取得率」は必ず確認しましょう。年収だけで選ぶと、再び心身を消耗する転職になりかねません。
未経験者の受け入れ実績を確認する
「未経験OK」と書かれていても、実際には経験者が優遇されている求人は少なくありません。エージェントや口コミサイトで「未経験入社の比率」「研修制度の有無」を確認するのが安全です。
未経験転職でやってはいけない3つのNG
良かれと思ってやった行動が、未経験転職を遠ざけてしまうこともあります。代表的なNGを3つ挙げます。
年収条件だけで選ぶ
未経験スタートでは、現職より一時的に年収が下がるケースもあります。最初の年収だけで判断すると、将来性のある職種を見落としがちです。3〜5年後の年収レンジまで含めて比較してください。
人気職種に飛びつく
「Webマーケターが流行っている」「ITエンジニアが稼げる」といった情報だけで決めると、向き不向きを無視した選択になります。実際の業務内容、1日のタイムライン、向いている性格まで調べてから判断しましょう。
独学のみで準備する
書籍やYouTubeでの独学は素晴らしい第一歩ですが、モチベーション管理やフィードバックの面で限界があります。無料のキャリア面談、エージェント、必要に応じてスクールなど、外部の力をうまく組み合わせるほうが結果として早道です。
未経験転職を成功させる3ステップ
最後に、実際に動き出すための3ステップを紹介します。順番を守ることで、遠回りを避けられます。
ステップ1:自己分析と職種リサーチ
まず「何が嫌で辞めたいのか」「次に何を満たしたいのか」を言語化してください。そのうえで本記事の7職種を含め、3〜5職種に候補を絞ります。職種研究は、求人票だけでなく現役の人の発信(YouTube、note、X)を見るとリアル感がつかめます。
ステップ2:必要スキルの基礎学習
候補職種が絞れたら、入門書1冊+無料学習サイトで「最低限の言葉が分かる」レベルまで基礎学習を進めます。エンジニアならポートフォリオ、マーケターならブログやSNS運用など、小さなアウトプットがあると面接の説得力が大きく変わります。
ステップ3:未経験特化エージェントへの登録
第二新卒・未経験の支援に強いエージェントに登録し、書類添削と模擬面接を受けてください。1社ではなく2〜3社を併用し、求人と担当者の質を比較するのがおすすめです。
IT業界以外も視野に入れている方には20代特化型のエージェントも
ITエンジニア以外の職種も検討中、または「フリーター・既卒からの正社員就職」を目指している方には、20代の幅広い層に対応した転職支援サービスが向いています。
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一人で抱え込まず、プロの視点を借りることで成功率は確実に上がります。未経験OK求人を多く扱う特化型の一例として、第二新卒エージェントneoのレビュー記事で評判や利用の流れを詳しく確認できます。

まとめ
未経験転職は「不利な挑戦」ではなく、「第二新卒だからこそできる挑戦」です。ポテンシャル採用枠、教育投資、若さによる柔軟性。これらを味方につければ、新しいキャリアの選択肢は十分に広がります。大切なのは、人気や年収だけで選ばず、自分の得意と将来性が重なる職種を見極めること。一歩ずつで構いません。今日の小さな情報収集が、半年後の景色を変えていきます。
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